太陽光発電のパネル選びは総合的に判断することが重要

限りある資源を守り、環境にやさしい再生可能エネルギーの中でも、特に注目されているのが太陽光発電です。太陽光発電は民間レベルでも随分と普及が進捗していますが、導入にあたって最大の壁となっているのがコストの問題です。

太陽光発電に必要なシステム一式の代金は、工事費込みで数十万から数百万円になってしまいます。規模や設置場所により費用に差があるものの、まだまだ価格が高いことは疑いようのない現実です。太陽光発電設備の中でも最も価格面で検討が必要とされるのが、太陽電池パネルです。

パネルは最も技術が集まっている部品であり、メーカーによって性能や価格に大きな差が出ている部分でもあります。どのメーカーのパネルを選ぶかによって価格は大きく変動しますが、ただ安価であればよいというものではありません。

海外メーカーを中心に安価な太陽光発電パネルが次々と発売されていますが、安さだけに魅かれて導入してしまうと思わぬ欠点にはまってしまう場合があります。

導入を検討する際には、単純な販売価格ではなく、メンテナンスコストや発電効率まで考えて総合価格計算を行うことが重要です。太陽光の発電パネルを質で比較すると、海外メーカーのパネルよりも国産メーカーのパネルの方が優秀です。

海外製の方が価格面で言えば勝っていますが、メンテナンスコストの安さや故障のしにくさ、長期保証などを考えると、総合的な価格を比べれば国産メーカーが海外メーカーに劣っているということは決してありません。